2006-06-25
花子さん
確かにその紫陽花、僕もきれいだと思った。
鎌倉の成就院、青紫の花々の中で、1輪だけ薄い色づき。
「まあ、あなたきれいねえ。お名前は?」
「花子さん? 花子さんね。」
「花子さん、きれいよぅ」
僕の横にいた知らないおばさま、その1輪にしばらく話しかけていた。
・・・おばさま、花に名前つけちゃった。
名前をつけて愛でる。おばさま、あなたも素敵ですよ。
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