まずい。
今日ヨドバシカメラでLC1を実際に触ってきた。良いカメラなのだとは思うが、私には買えなかった。
液晶画面で撮るから、と思っていたが、そこに表示されるフォントとその大きさに馴染めない。ではとEVFをのぞいてみるが、この表現も駄目だ。
結局買わずに帰ったのであった。
もちろん、私に合わなかっただけで、その思想やレンズの性能などはとてもよいのだろうと思う。
その手の高級コンパクトデジカメを考えている向きには、他に選択支はないのではないかという点でもオススメ。
ただし、レンズのリング等の操作感については、実際に触ってからにした方がいいと思う。
想像以上に「軽い」。慣れていないからだと思うが、ズームを操作しているつもりが、AFとAFマクロを切り替えていたりする。このあたり、実際に触らないとわからない。
新宿のヨドバシでは、1台しか展示されていなかった、と思う。本店にはなくて、カメラ館の1Fに1台。あれだけ展示品があるのにね。
とにかく買わずに帰ったのである。
何もまずいことはないじゃあないかと思うだろうが、物欲が高まっているときの私はそうはいかない。
つい、かばんに入れてしまったエプソンのR-D1のカタログ。このカメラが気になりだしたのである。
カメラだけでも30万円を越える。それだけじゃあすまないのがこのカメラ。
ライカレンズにはまったら、まずい。私の性格からして、とてもまずいことになる。
とにかく、パナソニックの熱はさめてしまった。
D1xがあるじゃないか、と店を後にしたのだが、電車の中で見たR-D1のカタログから目が離せなくなった。
R-D1は、世界初のレンジファインダーを搭載したデジタルカメラである。
MマウントやLマウントのレンズであれば、70年前のものでも装着できて使えてしまう。
それらを持っている人にはいいかもね。
僕は持ってないから、別世界のカメラだなーと思って、真剣に検討することはしなかった。
しかし。
そもそもパナソニックのLC1がいいかも、と思ったのはライカレンズが使えるデジカメということだった。
LEICA miniluxで昔撮った写真の雰囲気をデジタルでも、と思ったのだ。
LC1は買えなかったけど、R-D1はどうだろう。
早速明日にでも触ってみようと思う。
でもね、思い立って、D1xに50mmF1.4をつけてみた。結構コンパクトだし、軽い。
ん?これなら散歩にも持っていけるかも。
カスタム設定で絞りリングの設定をONにして、フォーカスもマニュアルにしてみた。
スタジオでの大量撮影とは違うカメラになってしまった。
これは楽しそう。
これで今回の物欲がおさまってくれるといいんだけど。
せめてニッコールの広角単玉くらいで、ね。
50mmは35mm換算で75mmにもなってしまうので、ちょっと望遠すぎる。
28mmF2とか、そんなレンズってあったけ、とまた物欲が沸き上がってくる。
とにかく、しばらくはカメラ本体は買わないことにしようと思う。
Posted by shed at 2004年09月18日 04:00