hoscoさんがデジカメを買おうというので、最近のモデルを見直してみることにした。
まず、要望であるが、オートだけじゃなくて、自分でコントロールできるもの、ということ。
じゃあ安くなってきたし、デジタル一眼はどうかと思ったが、それだと大きくて自分は持ち歩かないだろうということで却下。
フジフィルムがネオ一眼デジタルカメラと呼ぶ「FinePix S9000」も同様の理由で却下。
難しい要望だなあと思っていると、新発売のパナソニックのLX1を発見、これいいんじゃない?
このカメラのウリは、16:9のワイドCCD。
もちろん、それも面白いけど、何といってもカメラ機能が充実しているところがよさそう。
1/1.65(16:9)型CCD 総画素数861万画素ということなので、そんなに大きなCCDではない。
(この○/□型、という表記については別記事で書きます)
CCDが小さいと、絞りの表現幅が小さくなるところが面白くないが、このカメラのウリは広角表現にあると思われる。
それを考慮すると、CCDが小さいことが影響する被写界深度の深い表現は、あまり問題ないとも言える。
ここでは考慮しないことにする。
良い点を書いてみる。
・撮影モードに、P,A,S,Mがあること
・アスペクト比(4:3、3:2、16:9)の切替が、専用レバー
・AF、マクロの切替が専用レバー
・このカテゴリーのカメラではほとんど無用の光学ファインダーを排除した潔さ
・測光方式に評価測光/中央重点測光/スポット測光が用意されていること
・約220 g(メモリーカード、バッテリー含む)という軽さ
・スリムなデザイン(かっこいいと思う)
・カメラ機能の割に手ごろな価格(ヨドバシ価格:62800円)
・2.5型 20.7万画素という大きくて高解像度の液晶モニタ(しかも額縁タイプではない)
・手ぶれ補正機能があること
・AF/AEロックボタンがあること
アスペクト比(4:3、3:2、16:9)の切替専用レバー
そういえば、パナソニックのカメラは前にもLC1を取り上げたけど、独特の製品作りをしている感じがするね。
とにかく、コンパクトカテゴリーのカメラとしてはとてもよくできていると思う。
色がシルバーと黒があるので、悩むね。
さて悪い点は。
サイトには、歪曲収差がない、と書いてあって、その通りならいいんだけど、
サンプル画像を見ると、結構なタル型(マイナス)の歪曲収差があるように見える。
これ以外に問題となるようなところがない気がするのだ。
背面を見ると、シンプルながら、必要な機能が独立したボタンに割り当てられてて、
これはきっと使いやすいと思う。
露出補正のボタンもあるが、これにはオートブラケットやWB微調整、逆行補正の機能があるらしい。
押すたびに機能が切り替わるのかどうかによって使い勝手が変わるけど、基本的には良い仕様だと思う。
もちろん、上記の機能がそれぞれ独立したボタンだと尚いいんだけどね。
とにかく、いろいろコントロールして撮ってみたい、でも大きなボディーは嫌だ、という方にはお薦めできると思う。
実機を触ってから、大きな相違があったら追記しようと思う。
という理由で、hoscoさん、LX1お薦めです。
私も欲しいな、これ。