先週、戻らなくなった鍵盤の修理のためにMOTIF8を持ち込んだヨドバシカメラから連絡がありました。
見積もりの報告だと思っていたけど、修理完了で戻ってきました、とのこと。
保証で修理してくれたとのこと、4年以上も使っているのに無料でした。
これはありがたいことです。
ヨドバシからは宅配便で送ってもらうことにして、今日到着しました。
まず、その箱のでかいこと。
宅配便の伝票から推察できるか。
鍵盤が全部新品に変わっていました。
白鍵は滑らかな艶、黒鍵にはざらつきの加工。
そう、新品のときはそうだった。
黒鍵のざらつきは弾いているとすぐになくなって、ピカピカになってきます。
弾く前に撮影。
で、もちろん快調です。
不思議なのは、鍵盤と音色の組み合わせ。
これまで弾き込んだ鍵盤のときのピアノ音色は、少し暗めの「Dark Grand」を初期値にしていました。
緩くなった鍵盤と、ダークな音色が「合っていた」からです。
ところが。
新しくなり、少し重みが増した鍵盤で「Dark Grand」の音色を弾くと、なんだかおかしい。
音までもが重みが増した感じがして重すぎるのです。
そこで、少しきらびやかな「Natural Grand」を初期値にしました。
ヤマハが言っているように、サウンドと鍵盤のバランスが重要ということでしょう。
じゃあ、シンセ鍵盤のMOTIF6とか7はどうなの、ということですが、
鍵盤が違うのだから、別の楽器という表現が正しいと思う。
1週間ほどRD-500を弾いていましたが、この鍵盤には重りがつけられていて、その重さで鍵盤が戻るようです。
正しく動いているときはいいのだろうけど、RDのいくつかの鍵盤は、離鍵したときに何度か揺れる。
うまく表現できないけど、鍵盤を押し込んで離鍵した時、鍵盤は所定の位置でぴたりと止まる(戻る)ことが望ましいと思う。
RDの鍵盤の中には、ぴたりと止まらず、何度かタンタンタンと揺れてから止まるものがあるということ。
これも鍵盤の劣化なのでしょう。
でこの1週間のうちにRDのセンターCの鍵盤が沈んだままになってしまった。
これではとても演奏できないなあ。
MOTIFが戻ってきたときの箱があるから、Rolandに送って修理してもらうという手もあるが、
さて、いくら掛かるのか知らん。