D200、なんとか年内に入手して、帰省に持って行きたいなあと思っています。
新宿のヨドバシカメラで聞いてみると、「今予約しておけば、発売日に大丈夫ですよ」とのこと。
そりゃいいや、ということで、早速D200予約!
まだ実機も触っていないのに、とは思ったけど、多くの情報を自分なりに判断すると、
必然的に「買い」な訳です(詳細はD200の発表日のエントリーを)。
あと約1ヶ月。まちどーしーなー。
D200を購入するとして、D1xとあわせてニッコールレンズが使えるデジタル一眼が2台になる。
これは何がいいかと言えば、もちろんレンズの使い回しでしょう。
しかし、私がそれよりもいいかなと思っているのは、レンズをつけっぱなしにできるということ。
D200には85mm またはMicr60mmを、D1xには70-200mmまたは18-35mm。
ふむこれは贅沢でいいね。
70-200mmの出番はあまりないから、中望遠と広角でいいでしょう。
ただし、それらの重量は相当なものになるやん。
1台でレンズを交換するのがまっとうなのかなあ。
ちょっと昔の銀塩の頃の話。
出張でアメリカに行ったとき、撮影のための出張ではないから、
さすがに一眼を持っていくのもなあと思って、
28mmのGR1と、40mmのminilux2台を持っていった。
広角と標準を、レンズを換えるのではなくて、カメラを替えて使い分けようということ。
これが意外と便利だったんだよねー。
だって2台ともコンパクトだから、荷物が少なくて済む。
しかも2台ともレンズがご自慢だけあって、写りもよろしい。
一眼と標準ズームを持っていくよりよかった、と思う。
デジタルでもこれを使えないか。
広角は28mm相当のGR Digitalに任せる、という案。
そうすれば、小さめのD200の中望遠とコンパクトなGR Digital2台で
ちょっとした旅行は大丈夫なのではないか(というか贅沢だって)。
いやいや、D200もGR Digitalも、2台とも持っていないカメラなので、
カメラ好きの妄想ですけどね。
大前提としてGRでいいのか、ということもあるような。
GR Digitalはどうしてもっと大きなCCDを採用しなかった?
カタログの作例では、「これはすごい」という感じがしないんだよねー。
余裕がない画像に見えるんだけど、あれでいいのかなー。
CCDを交換できるようになっているなんて話もあるけど、現実的には無理でしょ?
せめてフォーサーズとかさあ。
よし買う!というところまでは、いっていないかね。どうだろうね。
撮影も楽しいが、機材構想も楽しいのである。
とうとう発表されましたね、ニコンD200。
ほぼ想像していた通りの仕様で、私は買います。
1020万画素、新開発のAF、RAW+JPEG記録、金属ボディー、バッテリーグリップが別、FP発光。
これらのスペックは現在ではベーシックなものと言えるのですが、ニコンにはなかったんだよねー。
D2xはとても良さそうなのですが、D1xを重い、と言っている私には、同様のボディーに
更に50万円出すか、というところで躊躇していた訳です。
そこで、実売20万円のD200はちょうどよさそう。
D200は、あらゆる点でD1xを上回っているでしょう。
気になるのはシャッターですが、レスポンスも良さそう(ウリになっている)だし、
秒間5コマは(使わないと思うけど)、いいよね。
機械式シャッターのみなので、1/8000秒。
D1xは電子シャッター併用で、1/16000秒と別格。
機械式シャッターのみにしたのは、スミアやブルーミングを抑制するため、ということですが、
D1xでその影響はほとんど感じられません。
それよりも、1/16000秒はいい。
そんな高速シャッター使わないだろうなあ、と思っていたんだけど、
日中F1.4で撮れるんですよ。NDフィルターの替わり、ということでも重宝しています。
こんなの ISO400
この点はD1xに(私としては)軍配。
といっても、常に必要な仕様ではないね。
α7DとD1xを併用していて思うのは、D1xのシャッターのレスポンスの良さ。
αからD1xに持ち換えると安心するんですよね。
AFの速度、レスポンスの信頼性はさすがにD1xだなあ、という感覚。
シャッター部をスペックアップしたα9Dを期待していますが、当分先でしょうね。
ソニーから出るのかな。
今日はD200の話だった。
ISO 100 〜 1600も期待させます。
D1xの800は、私は常用していますが、1600は無理。
1600が常用にできるレベルなら、ありがたいんだけどなあ。
D2xよりも1画素のサイズが大きいから、期待してしまう。
この高感度の部分だけ、フルサイズのキヤノンの余裕を感じてしまうんだなあ。
内蔵フラッシュはいらないかなあ、と思うものの、
コマンダーとして使用する際に装着する赤外パネルというアクセサリーが出ていて、
それはアリかも、と思っている。
ニコン SG-3IR 内蔵フラッシュ用赤外パネル
などなど、D200、私は買いです。
ちょっと遅いけど、Canon EOS 5Dについて。
shedはCanonをこれまでに使ったことがない、というか所有したことがないので、
5Dを買うと、レンズも必要になってくる。
それでも、このカメラは欲しいなと思った。
なぜか。
shedの場合、いろいろな雑誌やブログで書かれているように、
フルサイズCCDだから、ということではないみたい。
・Picture Styleで、色の管理がやりやすそうなことと
・1,200万画素を超えていること
・小さいこと
通常使っているD1xで満足しているんだが、重い。
そういえば、D1xを買って今日で丸4年。
4年使っていて、先日のミラーの故障1回だけ。
得られる画像が不満かというとそういうこともほとんどない。
新製品がどんどん出てくるデジカメの中で、4年というのは長いよね。
それだけに、登場したときは抜群の評価でしたねえ。
さて5Dが欲しいかも、とshedが思うウラには、
小さくてしっかりしたカメラを欲しているということがあると思うのです。
巷では、D200の予想が華やかで、その仕様によっては(よくなかったら)Canonにするぞ!という
意見もありますが、その意味は、Nikonに小さくてしっかりしたボディーの機種が
欲しい、ということではないかと思う。
今使っているNikonに満足しているのなら、Canonがどんなモデルを出しても、
基本的には関係ないでしょう。
5Dや20DのようなモデルがNikonに無いことに対するファンの怒り、ということですよきっと。
私のフルサイズに関する考えを書いておきます。
いつか読み直して笑う、かな。
まず、APSだとファインダーが小さい、という件について。
私は銀塩のα9xiからD1xに移行しましたが、
ファインダーそのものの大きさについてはあまり違和感がなかったのですよ。
多分、過渡的にOLYMPUSのC-2500Lを使っていたからかも。
C-2500Lは、光学のファインダーを持った一眼レフタイプのデジカメ。
このファインダーが小さかったんだよね。
それでも、一眼タイプで手の届く価格(15万円くらいだったと思う)は
とてもありがたく、結構使いました。
C-2500LとD1xのファインダーを比べて、圧倒的にきれいだったから、
移行の違和感はなくて、逆に大いなる進化として映ったのでした。
それはそれとして、D1xのファインダーサイズは、
隅々まで「見渡しやすい」と思っているのです。
今α9xiをのぞくと、大きすぎて隅々を意識して見ないと見えない。
これは各自の感覚だと思うが、
私はAPSサイズのファインダーサイズがちょうどいいなと思っている訳です。
5Dのファインダーをのぞいて思うのは、AFポイントが
中央に集まってしまっている、ということ。
これはAPSサイズのファインダーにアドバンテージでしょう。
画角が拡大される件についても、広角レンズが登場したおかげで、実際は問題ないのでは?
先日トキナーの12-24を買いましたが、これで35mm換算18mmの画角を得た訳です。
銀塩時代、18mmなんて広角を使っていなかったので、
デジタルになってからの方が広角域を得ているのですよ。
ということで、広角の問題は私は特にありません。
逆に望遠が伸びる方にアドバンテージある。
まあ、ボケが変わってくる、ということはあるでしょうけど。
MTFなど見ていると、周辺部はやっぱり性能が落ちてますよね。
APSはレンズ中央部の性能の良い部分を使うという余裕もある、と思う。
35mmの時の感覚と変わるから嫌だ、ということについては、
デジタルから一眼を始めた人には、まったく関係ないことですね。
私も最初は35mmの感覚とは違う、とは思ったけど、
今となってはまったく問題を感じない。
装着したレンズをのぞいて、その中でなんとかすればいい。
50mmとか85mmの単焦点1本をD1xやα7Dにつけて散歩に出かけると、
引きが無くて苦しいこともあるけど、その時の道具で撮るしかない訳で、
それでいいじゃないかと思ってしまう。
35mmとデジタルを併用している人は、混乱があるかも知れません。
私はそういうことをしないので、問題ではない、ということになります。
フルサイズとAPSサイズの違いは、撮像素子そのものの面積の違いかなあ。
高画素時の1画素サイズは結構影響が出てくるのだと思います。
D2xのようにAPSで1200万画素なんて、
限界に近いんじゃあないかと言われていますが、
そうなのかも知れません。
となると、ニコンのDXフォーマットは1200万画素で高画素化は終了?
それでもいいですよ。
1200万画素で高感度化を進めてもらえれば、とても便利な道具になります。
ということで、DXフォーマットでボディーの作りがしっかりした、
ニコンの中堅機を期待しています。
EOS 5Dは売れるでしょうねえ。
お金に余裕ができれば、初のキャノン一眼として5Dと24-105mm F4Lを買ってみたいものです。
9/7の修理完成予定だったが、D1xの修理が完了して新宿サービスセンターに戻って来たという電話が
ニコンからありました。
おー早いじゃない。早速取りに行きます。
で、思い立ったのはミノルタにも行こうということ。
実はα-7D、内蔵フラッシュを持ち上げるとレリーズできなくなる。
1度も内蔵フラッシュが光ったことがないのである。
内蔵フラッシュを使わない私は長くこの症状に気づかなかったし、
実はあまり困ってもいなかったので放っておいた。
外付けのフラッシュは先週購入したが、それは問題なく使えたしね。
とはいえ、今回のD1xの突然の故障もあって、カメラを正しい状態にしておこうと思った訳だ。
ニコンに行く前に、新宿東口のミノルタサービスセンターに寄る。
実は、2月にもαを修理してもらっているが、その時はオートフォーカスのズレ。
まだ1年以内の保証期間中なので、修理後は自宅に送ってくれる。これはありがたい。
ということで、D1xに替わってαが修理に入ったのである。
帰ってきたD1xは、なんとなくきれい。
よく見てみると、ラバー部分のスレが無くなっているではないか。
底のラバーもきれい。
貼り替えてくれたんだね。
使うにあたっては関係ない部分だけど、いい感じではある。
で、何が悪かったのか。
納品書の処置内容
シャッターチャージ不具合のためシャッターチャージ部の部品を交換いたしました。
他項目について各部精度・作動点検をいたしましたが、現在のところ特に不具合は認められませんでした。
とある。
交換部品は SQ基盤部組 となんやらわからない。
最大で35,000円と言われていた修理代は結果的に21,105円でした。
いよいよかあ。
リコーのコンパクトカメラ「GRシリーズ」のデジタルが登場するらしい。
「GRレンズを活かすためのフルサイズ撮像素子」がshedの予想なのですが。
GR1は写りの評価が高かったフィルムカメラですね。最初のモデルを私も持っています。
何がいいかというと、もちろん写りなのですが、全体のデザインも操作性も私はいいと思っている。
リコーの方に会う機会がある度に、「GR1デジタルを早く出して」と一応言っていましたが、いよいよですね。
9/13に詳細が発表になるそうです。
スペックの予想が華やかですが、shedも希望を交えて予想してみました。
1)撮像素子はフルサイズの1200万画素
2)レンズはGR28mm F2.8(GR1そのまま)
3)ボディーもGR1と同じもの
1)撮像素子はフルサイズの1200万画素
コンパクトなのにフルサイズCCDというのがいいでしょう。これでまずびっくりするね。
GRレンズのウリだった「画面周辺の解像力」を活かすため、フルサイズは外せないだろうという想像。
「トリミングしていません」というGR1のカタログコピーが印象的だったからね。
1200万画素というのは・・・600万画素でいいんだけど、600万画素のフルサイズってあるのかなと思って。
Canon EOS5Dの撮像素子かなあ、ということで1200万画素。
2)レンズはGR28mm F2.8(GR1そのまま)
GRレンズなら、1200万画素の解像度にも耐えられるのではないかという想像と期待。
あるいは、GR21のレンズを使って、APS-Cサイズの撮像素子にして約30mmという選択もありか。
いや、やはりそれでは「ノートリ」で見て欲しいといっていたGRレンズを活かせないわな。
3)ボディーもGR1と同じもの
資料を見ないで書いているので、間違っていたらあとで修正します。
マグネシウムかなにかの合金のボディーが、とてもよい質感。
ON/OFFスイッチは改良の余地があると強く思うが、フラッシュの設定レバーが独立していたのがいい。
発行禁止にするのが簡単なのだ。
同時期に使っていたLeica minilux、写りはいいんだけど、フラッシュの発行禁止設定が駄目だったね。
ボタンを6回押して発行禁止にしなければならない。
さらに良くないのは、カメラをOFFにすると、その設定がクリアされてしまうという点。
高級コンパクトなのに、写りはいいのに、miniluxの最大の欠点ではないか。
さてGR1は、独立したレバーで発行禁止にできる。これはすごいことだと思った。
高級コンパクトはこうでなくてはいけない、という具現だと思った。
また、露出補正も専用ダイヤルで簡単だし、状態がダイヤルの位置でわかるのがいい。
コンパクトカメラなのに、である。
この2つの思想がさりげなくデザインされていて、しかも全体にかっこいい。
アメリカに出張した時、一眼を持っていかずにGR1とminiluxだけにした。
訪問した大学の教授がGR1を見て「ソフィスケートなデザインのカメラだ」と言われたが、私もそう思う。
ということで、フルサイズ1200万画素、GR28mmレンズ。30万円でどうだ!
どうせ高いカメラなんだろうから、このくらいぶっ飛んでもいいのでは?
使う視点からすれば、600万画素でいいんだけどね。
で、フィルムGR1の2倍、ということで20万円くらいになるか、なあ。
shedの予想は、フルサイズの撮像素子、という点ですね。
さて。
らんたんフェス.2005のエントリー会場で子どもたちを撮っていると、
突然D1xのファインダーが暗いまま戻らなくなった。
レンズを外してみると、ミラーが途中で止まっている。
こわごわと指で動かそうとしてみるが、まったく動かない。
これは駄目だと判断してD1xはバッグにしまうことにする。
しかし困った。
今回はD1xとα-7Dの2台を使う予定でレンズもセットしていたんだけど。
D1xには18-35mm、α-7Dには85mm F1.4。
夕暮れから夜のパレードを考えて、αは明るい望遠にしてみた。
これで異なる表情の写真を撮ろうという計画。
どちらのカメラにもクリップオンのフラッシュを付けておいた。
α-7Dには、随分昔の3500xiを付けると自動調光してくれない。
パレードなどでマニュアルだと対応できないので、前日に3600HS(D)を買っておいた。
どちらのカメラも後幕にしてある。
D1xはスローシンクロ(長時間露光前提)にしてある。
光の軌跡を先に露光して、最後に被写体をフラッシュで露光する。
先幕にすると、フラッシュでかっちり写った被写体から進行方向に軌跡が写って、違和感があるからね。
αは、AEロックボタンを押すと一時的にスローシンクロになる。
昔からαにはそういう機能があったけど、これが実にいい。
また、αはすべてのシャッター速度でフラッシュが使えるのでいいね。
で、D1xが故障してしまって、昨日買ったばかりのフラッシュを付けたαで撮るしかなくなったのである。
hoscoさんがデジカメを買おうというので、最近のモデルを見直してみることにした。
まず、要望であるが、オートだけじゃなくて、自分でコントロールできるもの、ということ。
じゃあ安くなってきたし、デジタル一眼はどうかと思ったが、それだと大きくて自分は持ち歩かないだろうということで却下。
フジフィルムがネオ一眼デジタルカメラと呼ぶ「FinePix S9000」も同様の理由で却下。
難しい要望だなあと思っていると、新発売のパナソニックのLX1を発見、これいいんじゃない?
このカメラのウリは、16:9のワイドCCD。
もちろん、それも面白いけど、何といってもカメラ機能が充実しているところがよさそう。
1/1.65(16:9)型CCD 総画素数861万画素ということなので、そんなに大きなCCDではない。
(この○/□型、という表記については別記事で書きます)
CCDが小さいと、絞りの表現幅が小さくなるところが面白くないが、このカメラのウリは広角表現にあると思われる。
それを考慮すると、CCDが小さいことが影響する被写界深度の深い表現は、あまり問題ないとも言える。
ここでは考慮しないことにする。
良い点を書いてみる。
・撮影モードに、P,A,S,Mがあること
・アスペクト比(4:3、3:2、16:9)の切替が、専用レバー
・AF、マクロの切替が専用レバー
・このカテゴリーのカメラではほとんど無用の光学ファインダーを排除した潔さ
・測光方式に評価測光/中央重点測光/スポット測光が用意されていること
・約220 g(メモリーカード、バッテリー含む)という軽さ
・スリムなデザイン(かっこいいと思う)
・カメラ機能の割に手ごろな価格(ヨドバシ価格:62800円)
・2.5型 20.7万画素という大きくて高解像度の液晶モニタ(しかも額縁タイプではない)
・手ぶれ補正機能があること
・AF/AEロックボタンがあること
アスペクト比(4:3、3:2、16:9)の切替専用レバー
そういえば、パナソニックのカメラは前にもLC1を取り上げたけど、独特の製品作りをしている感じがするね。
とにかく、コンパクトカテゴリーのカメラとしてはとてもよくできていると思う。
色がシルバーと黒があるので、悩むね。
さて悪い点は。
サイトには、歪曲収差がない、と書いてあって、その通りならいいんだけど、
サンプル画像を見ると、結構なタル型(マイナス)の歪曲収差があるように見える。
これ以外に問題となるようなところがない気がするのだ。
背面を見ると、シンプルながら、必要な機能が独立したボタンに割り当てられてて、
これはきっと使いやすいと思う。
露出補正のボタンもあるが、これにはオートブラケットやWB微調整、逆行補正の機能があるらしい。
押すたびに機能が切り替わるのかどうかによって使い勝手が変わるけど、基本的には良い仕様だと思う。
もちろん、上記の機能がそれぞれ独立したボタンだと尚いいんだけどね。
とにかく、いろいろコントロールして撮ってみたい、でも大きなボディーは嫌だ、という方にはお薦めできると思う。
実機を触ってから、大きな相違があったら追記しようと思う。
という理由で、hoscoさん、LX1お薦めです。
私も欲しいな、これ。
すっかり日記を書かなくなっていたので、随分前のことになるが、
2004年12月24日にコニカミノルタのα7Digitalを買いました。
1986年以来、私はミノルタユーザーなので、交換レンズが数本ある。
銀塩の時に「すごい」と思っていた85mmF1.4DGを、デジタルでも使ってみたいと思ったのだ。
もちろん、どのレンズでも手ブレ補正が効くというミノルタらしいアイデアも絶賛。
使ってみると、D1xとは当然異なるシャッターの感じが気になるが、
色はいいですね。天候によっては、コダクロームのような色合いになって、私はとても好きだ。
デジタルなんだから、パソコンでの画像処理でどうにでもなるというのは違う。
思うようにならないという方が正しい、と思うのだ。
ポジフイルムの場合も、撮ったらラボに現像してもらうことしかできずに、
色はフィルターを使うか、フィルムを選ぶかしかない。
フィルムを選ぶ感覚でデジカメを使う方がいいのではないか。
贅沢な話、ではある。
α7Dのレンズ比較をまとめたPhotoCabiを作りました。
http://www.photocabi.net/mworldm/
所感はまた別のエントリーにしよ。
Largest Digital Photograph in the World
Slashdot
コンピュータ制御されたカメラで撮影した600枚の画像をつなぎ合わせた、25億万画素、7.5Gbyteのデジタル写真。
Slashdotの書き込みでも、被写体はけちょんけちょんに言われているが、その写真を見るFlashは、気になります。
http://www.tpd.tno.nl/Pics/DII/gigazoom/Delft2.htm
あと、書き込みで紹介されているこの人たち、すごいですね。
Max Lyons
Degital Image Gallery
Breaking the Gigapixel Barrier
photographer? programer?
Clifford Ross
news from AMANDTECH
R1 Project
カメラ作っちゃうなんて
小さいデジカメを買いたい、という方に、コニカミノルタのX50を勧めた。
ポイントは7つ。
1)CCDを光軸から外した位置に置き、光学ズームをカメラ内に設置した優れたアイデア
→ 結果、起動時にレンズ部が飛び出ず、また起動時間も速いこと(0.5秒起動)
2)起動スイッチがレンズカバーを兼ねていること
3)液晶が大きく、また縁取りが無いデザインのため、汚れても隅々まで簡単に拭き取れること
4)再生ボタンが独立していること
5)十字キーの左右ボタンに自分がよく使う機能を設定しておけること
6)切り替え操作なしで被写体から10cmまで近づいて接写できること
7)オートリセット「なし」が設定でき、各種設定値が電源オフ後も保持されること
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1)CCDを光軸から外した位置に置き、光学ズームをカメラ内に設置した優れたアイデア
→ 結果、起動時にレンズ部が飛び出ず、また起動時間も速いこと(0.5秒起動)
---------------------------------------------------------------
屈曲光学ユニットと呼ぶらしい。これは数モデル前のDiMAGE Xに搭載された時に「すごい」と思った。
銀塩であれば、光軸上にフィルムを置くことがもっとも効率がよい(カメラサイズも含めて)という当たり前の構造を、
デジタルカメラであることを活かしてCCD配置を柔軟に考えた素晴らしいアイデアだと感じたから。
また、カメラ内部にズーム部を設けているので、起動時にレンズが出っ張るための時間が掛からない。
だからジェットスタートと称しているような高速起動が可能になっている。
とにかく、光学技術とアイデアが成しえたデジカメならではの構造、
しかもこのカメラの圧倒的なアドバンテージであるといえる。
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2)起動スイッチがレンズカバーを兼ねていること
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私は、1)その他に共感して、2004年の1月にX50の2つ前のモデル、Xtを購入した。
Xtでは起動ボタンが上部にあるのだが、これが小さくて押しにくいし反応が悪い。
X50ではレンズカバーをスライドさせることで電源がオンになる。
電源ボタンがとても大きく、しかも操作しやすく改良されたとも言える。
前モデルとの比較しなくても、このスイッチは使いやすい。
同様の電源スイッチ兼レンズカバーを搭載したデジカメは他社にもあるけど、
中にはスライド操作が思うようにできない、「?」なモデルもあるので注意。
X50のスライドカバーは操作しやすくて、とても具合がよいのである。
私が1998年に購入したオリンパスのデジカメ CAMEDIA C-840L もスライドカバー式だった。
(オリンパスではレンズバリア方式と呼ぶらしい:2004-09-29 追記)
とにかく、レンズカバーと電源スイッチが兼用になっているという合理性がいいよね。
ちなみに、C-840Lは単焦点レンズだったのでレンズは出っ張らず、カバーをスライドするだけで起動したが、
当時の上位機種 C-900 ZOOM はズーム搭載機だったので、スライドした後にレンズ部が飛び出す。
それはいいのだが、スライドカバーを閉じるときには、当然飛び出したレンズ鏡銅にカバーが当たるのだ。
カバーがレンズ鏡銅に当たってからレンズの沈胴が始まり、レンズがカメラに収まるのを待ってから
カバーを最後まで閉じるという作業が必要だった。
もちろん、当たっても問題ないように設計されていたのだと思うが、そうだとしても
カバーがレンズ鏡銅に当たる、ということが思想的に嫌だったのでC-840Lにした。
同様の仕様をもつデジカメは現在でも多く存在しているけど、私はどうも馴染めない。
X50は1)によってレンズが飛び出さないため、カバーを閉めるときも一気に操作できる。
しかもズームを搭載できているという点で素晴らしいのである。
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3)液晶が大きく、また縁取りが無いデザインのため、汚れても隅々まで簡単に拭き取れること
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実際に使う時には、液晶画面部の汚れは必至。指紋は必ず着くものである。
液晶部の周囲に立体的な縁取りがあると、液晶の隅の汚れを拭き取るのがとても大変な作業になる。
そのような構造になっているものを私は「額縁」と呼んでいるが、このポイントは重視すべきだと思っている。
X50は液晶部が一番高くなっていて、しかもフラットなのでひと拭きで汚れが取れる。
しかし、Xtは額縁タイプだった。購入時にこの点は気になったが、その他の機能がよかったので買ったのだった。
実際に使い始めるとやっぱり拭き取りにストレスがある。
X50の対抗馬としてパナソニックのLUMIXがあるが、これは額縁タイプ。。
手ぶれ補正機能は圧倒的アドバンテージだが、液晶が額縁タイプというだけで、私は勧められないなあ
あれれ、何を勘違いしたか、LUMIX FX7、FX2は額縁タイプではありませんでした。
大型の液晶をフラットに配置していて、これも問題ありません。失礼しました。
手ぶれ補正機能という圧倒的アドバンテージもあるので、予算が許せばLUMIXもいいですね。
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4)再生ボタンが独立していること
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撮影、再生、ムービー撮影がひとつのボタンやスイッチになっているカメラが、コンパクトタイプには多い。
これもXtとの比較になるが、Xtはモード切換がひとつのダイヤルになっていた。
これが小さくてまた使いにくいのだ。
X50は撮影、ムービー撮影の切り替えがスライドスイッチになっており、とても操作しやすくなった。
しかも再生は独立したボタンになってとてもよい。
ただ、再生ボタンの位置がカメラを構えた時の親指の位置にあるので、不意に押してしまうことがありそう。
再生時にシャッターボタンを押すと撮影モードに切り替わるとなお素晴らしいと思うが、
それはテストしていないのでわかりません。
とにかく、独立した再生ボタンがあるというのはとてもよいと思う。
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5)十字キーの左右ボタンに自分がよく使う機能を設定しておけること
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この機能はXtの時からあって、さすがミノルタ、という印象。
ここには「露出補正」「ホワイトバランス」「カラーモード」「撮像感度」のいずれかを設定できる。
私はXtには「露出補正」を設定していて、これがとても便利なのだ。
X50では、初期設定時には何もアサインされていないようだが、是非「露出補正」を設定することを
お勧めしておきます。
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6)切り替え操作なしで被写体から10cmまで近づいて接写できること
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ズーム全域で被写体から10cmまで近づいて接写できる、それもマクロへの切り替えが必要ない。
これはとても便利。しかももっと近づきたいときはスーパーマクロに切り替えればいい。
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7)オートリセット「なし」が設定でき、各種設定値が電源オフ後も保持されること
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カメラにお任せの場合は、何か操作をしても電源を入れ直せば初期設定に戻る、
というのはそれはそれで便利だと思う。
しかし、自分仕様にカメラを設定したい向きには、このオートリセットは迷惑なもの。
Xtの時も、オートリセットをオフにでき、それも購入動機になったくらい。
特に、フラッシュの発光を禁止設定が電源を入れ直すたびにオートになったりしたら
それは使いにくいが、そういうカメラがコンパクト機には結構ある。
X50もオートリセット「なし」が設定できるという点がとてもいい。
などなど、X50はXtと比べても随分改良されて、とても良いカメラになっていた。
そうそう、X50を使う場合、デジタルズームはオフにしておきましょう。
まずい。
今日ヨドバシカメラでLC1を実際に触ってきた。良いカメラなのだとは思うが、私には買えなかった。
液晶画面で撮るから、と思っていたが、そこに表示されるフォントとその大きさに馴染めない。ではとEVFをのぞいてみるが、この表現も駄目だ。
結局買わずに帰ったのであった。
もちろん、私に合わなかっただけで、その思想やレンズの性能などはとてもよいのだろうと思う。
その手の高級コンパクトデジカメを考えている向きには、他に選択支はないのではないかという点でもオススメ。
ただし、レンズのリング等の操作感については、実際に触ってからにした方がいいと思う。
想像以上に「軽い」。慣れていないからだと思うが、ズームを操作しているつもりが、AFとAFマクロを切り替えていたりする。このあたり、実際に触らないとわからない。
新宿のヨドバシでは、1台しか展示されていなかった、と思う。本店にはなくて、カメラ館の1Fに1台。あれだけ展示品があるのにね。
とにかく買わずに帰ったのである。
何もまずいことはないじゃあないかと思うだろうが、物欲が高まっているときの私はそうはいかない。
つい、かばんに入れてしまったエプソンのR-D1のカタログ。このカメラが気になりだしたのである。
カメラだけでも30万円を越える。それだけじゃあすまないのがこのカメラ。
ライカレンズにはまったら、まずい。私の性格からして、とてもまずいことになる。
とにかく、パナソニックの熱はさめてしまった。
D1xがあるじゃないか、と店を後にしたのだが、電車の中で見たR-D1のカタログから目が離せなくなった。
R-D1は、世界初のレンジファインダーを搭載したデジタルカメラである。
MマウントやLマウントのレンズであれば、70年前のものでも装着できて使えてしまう。
それらを持っている人にはいいかもね。
僕は持ってないから、別世界のカメラだなーと思って、真剣に検討することはしなかった。
しかし。
そもそもパナソニックのLC1がいいかも、と思ったのはライカレンズが使えるデジカメということだった。
LEICA miniluxで昔撮った写真の雰囲気をデジタルでも、と思ったのだ。
LC1は買えなかったけど、R-D1はどうだろう。
早速明日にでも触ってみようと思う。
でもね、思い立って、D1xに50mmF1.4をつけてみた。結構コンパクトだし、軽い。
ん?これなら散歩にも持っていけるかも。
カスタム設定で絞りリングの設定をONにして、フォーカスもマニュアルにしてみた。
スタジオでの大量撮影とは違うカメラになってしまった。
これは楽しそう。
これで今回の物欲がおさまってくれるといいんだけど。
せめてニッコールの広角単玉くらいで、ね。
50mmは35mm換算で75mmにもなってしまうので、ちょっと望遠すぎる。
28mmF2とか、そんなレンズってあったけ、とまた物欲が沸き上がってくる。
とにかく、しばらくはカメラ本体は買わないことにしようと思う。
D1xが私のメインカメラだが、だからといっていつもD1xを持ち歩く、というのも大変なのだ。まず重い。大きい。せっかくだから交換レンズも持ち歩きたくなる。スタジオで使うことを主目的に買ったのだが、当然、それ以外にも持ち歩く。散歩なら18-35mm F3.5-4.5とMicro 60mmF2.8の2本。私はこれで十分。もうちょっと望遠が欲しいなあと思うので、18-70mmを買うか、と考えるが、ちょっとまって。
散歩にD1xを持ち出す必要があるか、と考えると他に適切なデジカメがあれば、D1xである必要は「ない」。メリットよりも荷物が多くなるなどのデメリットの方が多いかも。
で、急に気になり始めたのが、ライカレンズを搭載したパナソニックのLC-1。
とうとう電機メーカーのカメラが気になり始めた。
同じカメラのライカ版Digilux2もあるが、これはパナソニックに比べて高いらしい。そもそも本物を見たことはない。どこで売っているんだ?
さて、LC-1だけど、調べれば調べるほど、よくできた「カメラ」なのである。
写り(生成される画像データの品質)については実際に買わないとわからないのだが、魅かれるのはその操作性である。
従来の「あたりまえ」をさらりとかわして、実に使いやすそうにでき上がっている。
まず、その露出モード。
D1x もそうだけど、まずカメラに「これからどの露出モードに設定します」と教えなくてはいけないのが一般。その上でカメラがそのモードに変わるというもの。
しかし、LC-1は、そのモード設定がないのに4つのモードを使えるようになっている。
それができるのは、絞りリング、シャッタースピードダイヤルが独立して装備されているからだ。
それぞれを「A(Auto)」にしておくと、いわゆるプログラムモードになる。露出をカメラ任せにできる。
絞りリングを「A」以外の絞り値(2、2.8、4・・・)に合わせると、露出優先モード(シャッターダイヤルは「A」)。
シャッターダイヤルを「A」以外のスピード(・・・60、125、250・・・)に合わせると、シャッター速度優先モード(絞りリングは「A」)。
絞りリングもシャッターダイヤルも「A」以外にすれば、マニュアルモードになる。
うーん、実に合理的。
オートフォーカスになる前の一眼にも同じような設定方法をもつカメラがあったそうだが、私は知らない。
とにかく、合理的でしょ?
しかもカメラのデザインもいい。
レンズは35mm換算で28-90mm。しかもF2.0-2.4と明るい。
で、D1xに18-35mm(35mm換算で28-52.5mm)をつけて持ち歩くのと、広角側は同じで、望遠側に伸びる。しかも明るい。
500万画素あるから、十分。アスペクト比は一眼タイプの2:3と異なって3:4。正方形に近づくが、そういうフォーマットだと思えば問題ない。ただし、はがきやA4などの定型は2:3に近いから、それらに印刷する場合にはトリミングされる部分が多くなるという点は意識しておく必要がある。
なんて言ってても、もう欲しくなっているからそんなことは問題にはならない。
使い勝手を考えると、フラッシュのモードと露出補正が独立したハードウエアで設定できるとよかったと思うが、いずれも「できる」んだからあまり問題はないだろう。
それよりも先に書いた露出モードの柔軟さの貢献の方が圧倒的に大きい。
また、ズームも手動なのがいい。コンパクトカメラのほとんどが電動ズーム。これも慣れれば問題にはならないのだが、手動ならその方がいい。
液晶ビューファインダーは気になるが、実際には液晶モニタを見ながら撮ることになると思うので、それも問題ない。
量販店で実物を触ったことはあるが、いつも電源が入らない状態。電池入れておいてくださいね。
で、電機メーカーのカメラを買うのか、という問題(?)が残っている、よね。
「問題」とは、カメラの前面にあるPanasonicの文字が気になるか、LEICAの方が格好いいんじゃないか、というミーハーな「問題」だから困る。
デジカメは電機メーカーもどんどん参入する世界。実際LC-1を見ても、実によくできている。
しかもPanasonicって格好悪いか?そんなことないよね。私の外部フラッシュは2台ともPanasonic、ん?1台はNationalだった。
撮影機材にPanasonicは既に入り込んで来ているし、そもそもPanasonicだと何か問題ある?
と、自分に言い聞かせているところもあるのだが、強いて言えば、前面のPanasonicロゴマークと、その下の型番のようなDMC-LC1の記載はなんとかして欲しかったと思う。それって前面にないといけないの?ブランドのLumixでよかったんじゃないの?新しいLumixは前面にPanasonicのロゴ、ないよねー。
と、写りに関係ない部分で迷っている。
さーどーしよーかなー。
9月末に開催されるフォトキナに向けて、各社から新製品の情報が発表されている。
9/15には、コニカミノルタのα-7デジタル。
そして今日9/16、D2Xが正式に発表された。
私が3年間使っているD1xの実質後継である。
機種名も想定され、仕様の噂だけで雑誌の紙面を賑す存在だったけど、おおよその予想は当たっていた。
ということは、「すっげー」という感じでもなく、「ふーん」という仕様だったということ。
ニコンも「デジタル一眼レフの新スタンダード」と言っているように、すっげーことを実現できた訳ではないということのようである。
独自開発のLBCASTを使わずにCMOSにしたということは、これも噂通り、LBCASTのチューニングがうまくいかなかったということなのだろうかねえ。これは残念。
画素数は、1240万画素。D1xの590万画素に比べて約2倍。
1998年頃、「1200万画素の一眼デジカメが出たら買おう」と思っていたが、いよいよそのスペックがスタンダードになるという感じである。
どうして1200万画素だと思っていたかというと、350dpiでA4サイズを満たすことを必須条件としていて、3000×4000ピクセルが必要というのが当時の私の理由。
今年の2月頃には、「1200万画素のD2X試作機が届いて、テストをしている」という情報が入ってきていたのだけど、その時にでさえ「1200万かあ」と思った。だってキヤノンが既に35mmフルサイズで1110万素機を出していたし、「すっげー」ではなかった。
なぜ590万画素のD1xを買っちゃったか、ということだが、約600万画素あれば私の関与する仕事のほとんどが「大丈夫」だと判断できたから。
3000×2000ピクセルだと、350dpiで約A5サイズになる。当時は「リサイズしてはいけない!」と思い込んでいたのだが、そもそもD1xの画像生成過程にはリサイズ処理が入っているし、実際にリサイズ処理を行わないなんて効率が悪い(詳細は割愛)。
必要だから買ったと言えば聞こえがいいが、欲しかったから買ったのである。確かボーナス分割払いで。
D1xを買ってから3年。1200万画素になったらと言っていた頃からすれば6年。ようやく当初の仕様を満たすデジカメが登場したということになる。
この間にデジタル一眼レフを使っていたという経験は、これから始めるのにくらべればやっぱりアドバンテージがある。実際に自分で買って使ってみないと詳細はわからないもの。
しかも、D2xが出たからといって、D1xが使えなくなる訳でもなし。
僕は買わないよ、きっと。
そうそう、銀塩のF6も発表になっていたが、これは小さくてよさそう。F6サイズのデジタルが出たら欲しい。F6は裏ぶた交換でフルサイズのデジカメになるんじゃないかとか噂されていたが、それも楽しみ。
D2xが登場した、ということの記録のためのエントリーでした。
今日ヨドバシカメラで、Canon EOS1D MarkIIを触ってきた。
ファインダーを覗いた瞬間、その明るさに感動。
いつも使っているNikon D1xとの比較になるが、くっきりとしていてとても見易い。
それだけで欲しくなる。
820万画素は、各誌でも評価されている通り十分な画素数だと思う。
実写データをPCで確認した訳ではないので、そのあたりは専門誌に任せるとして。
とにかく、そのファインダーにはほれたね。
D1xは「像が小さい」などと言われているが、私の使い方では悪くはない。
Minolta α-9xiを使い始めてからだと思うが、私はハイアイポイントに慣れてしまっていて、
とにかく、接眼レンズからかなり目を離してのぞく。
D1xは、像が小さいから、ハイアイポイントでも像全体が見渡せて都合がいいのだ。
たまにα-9xiのファインダーを覗くと、像が大きすぎて全体が見渡せなくて困ったりもする。
ということで、D1xの像の小ささは、私にしてみればそれなりに意味があって都合がいいのである。
しかし、だ。
Canon EOS1D MarkIIのそれは、明るくてくっきり。その見え方の違いは結構ショックだったなあ。
像はD1xよりも大きいが、ハイアイポイントでもほぼ全体が見渡せる。
しかも、右側に露出メーターが縦に付いていて、当然だけど0位が太く、上がプラス、下がマイナス。
横位置のときはいいよね。
これを縦で構えると・・・試していないが、左がプラス、右がマイナスになるのだろう。
数直線上で左がプラス、右がマイナスって・・・どうも感覚と合わない。
横位置の時に像の左側に露出メーターがあればいいんだよね。
そうすれば、縦位置グリップで縦に構えた場合もプラスマイナスの方向が正しくなる。
Canon EOS1D MarkIIも縦に構えた場合は上記のようになるが、ニコンは、伝統的にこの表記が感覚と逆だ。
数直線だと考えると、いやそうでなくても一般的には右がプラス、左に行くほどマイナスではないか。
ニコンはこれが逆なのだ。
D1xでは、露出メーターは横位置で像の下に横表示だから、右に目盛りが出ているときはマイナスということ。
縦に構えると、上がマイナス、下がプラス。
どうしてこうなっているんだろう。
露出メーターが私の感覚にもっとも合っているのはミノルタ。
当然右がプラスで左がマイナス。これを縦にしても上がプラスで下がマイナスになる。
よくできている。
ミノルタのメーターはもっとよくできているのだが、それはまた別のエントリーで書くことにする。
さて、Canon EOS1D MarkIIだが、ファインダーは上記の通り素晴らしいし、その他カメラとしても立派。
デジタル部のメニュー選択はボタンを押しながら行なう方式で、これは以前から慣れないなあと思っていたが、それを差し引いても魅力あるカメラだった。
ニコンとの文化の違いはかなりの部分で存在するのだが、レンズの豊富さをとってみても、キャノンも欲しいなあと初めて思った。
Canon EOS1D MarkIIはちょっと高いから、10Dなら、とファインダーを覗いてみたけど・・・。
やはり値段の差はファインダーにあるのではないか、というくらい違う。
まずハイアイポイントでは像全体が見渡せない。当然情報表示も見えない。
これでは私の使い方では上手くない。
何を偉そうに、ということでもあるが、やっぱりCanon EOS1D MarkIIがいいなあ。
60万円弱の表示。レンズも持っていないから買わなくてはならないので、また100万円近くの出費になる。
それはどうかと思うが、でも欲しいなあ。